■トラブルシューティング
本コーナーでは、備忘録的に、ちょっと困ったことへの対応などを
魚にこだわらずに書いてみたいと思います。
※あくまで大麻 仁の捉え方で書いてますのでご了承ください。
困った。知りたい。
まぁ色々解らないこと・知りたいことが出てきますよね。目の前には
広大なネットの世界が拡がっていて、そこにはすさまじい量の情報が
あなたを待っている訳です。掲示板では活発に情報のやりとりが行われて
います。そこで…
■まず、調べる
困ったら聞く前に調べましょう。基本です。
ＴＶの様な受動的な媒体と違って、ネットでは自分が動かなければ何も起きません。
熱帯魚の事であればアクアジャンクションかよしをのホームページがオススメ。
一般的な事柄にはメジャーな検索エンジンがたくさんあります。
使いやすいのはgoogleとyahoo。
個人的にはinfoseekみたいなロボット型の検索エンジンが好きです。
yahooは選者の主観が入るので、行ってみたら「全然違うページやん」ということが
あったりします。lycos 、infoseek 、excite あたりもがんばってますね。
書いてある情報は必ずしも合っているとは限りませんので、いくつかのページを
あたって、自分で判断します。
「お前の云うとおりにしたらかえっておかしくなったぞ！」などと
食ってかかるようなことはオバカサンのやることです。
いよいよどうしようもなくなったら、ＢＢＳやmailで聞いてみましょう。
■ＢＢＳとＭＡＩＬ、どちらが良いの？
その内容が他の人の役に立つ情報ならＢＢＳ、その場所に関係ない話題で、特定の人間
だけのやりとりであればＭＡＩＬ。飼育に関する質問は、結構他の人の役にも立つもの
ですから、ＢＢＳで聞くのが良いでしょう。
■ＢＢＳでの聞き方
ＢＢＳでタイトルが「教えて！」で、
本文が「○○が売っているのはどこですか。値段も教えて。」
…以上。
などという書き込みがあったりします。
基本的にＢＢＳで尋ねるというのは善意の相手に仕事させることです。ですから、
それなりに聞き方のマナーがあります。…といっても大したことではなく、日常の
簡単なコトですから(^_^)/
・あいさつ。礼儀。お礼。
最初は「○○（ハンドル名）です」から。相手にはさん付け。教えを請うのですから
タメ口はきかない。相手は全て自分の先輩と思って敬意を払う。（卑屈になり過ぎる
のはまた良くないです）。解決したらお礼。場の雰囲気を読んで。ね。
・それなりに調べたことが解るような聞き方をしましょう。
ちょっと検索エンジンで引けば解るようなことや、ＢＢＳの過去ログ（せめて表示
されている頁とその２，３枚過去くらいは読んで…）で話題になったこと、
ましてやそのページに書いてある事を尋ねるのは論外。
・その人／そこなら解ることを聞きましょう。
畑違いの事を聞いても大抵は返ってきません。
もしくは相手に調べさせて余計な労力を使わせた挙げ句にピント外れのコトしか
返ってこない…という結果になりかねません。
・相手の判断の元になる基礎データを提供しましょう。
「魚の様子が変なんです。どうすれば良いか教えて。」
…どうしろって云うんでしょうか(^_^;)。具体的な困り事、魚のことなら水槽のサイズと
立ち上げてからの期間、砂、水温、フィルター、草、混泳魚、普段の世話の様子、その他
気づいたこと何でも、そう言った材料がなければ、誰も答えられません。
これだけあれば何とかなるかな…と思うのは
・現在の環境
水槽のサイズ、底砂の有無・種類、フィルター、濾材、エアレーションの有無、
入れている生体・水草の種類と数、照明の有無、水温。 あと解れば水質等。
・普段の飼い方
水換えの頻度、普段の餌の種類と頻度、添加物等。
・時間的な経過
水槽を立ち上げてからどれくらいか。その間魚や水草をどういう風に増減したか。
・きっかけ
新しい魚を入れた。水換えをどかーんとやった。１匹死んだ。餌を変えた。
その他何でも良いのでキッカケとか気になったこと。
ここらへんのデータがあると考える方もかなり的が絞れると思います。
人の知恵をあてにするならこれくらいの手間は惜しまないことです。
答える方は別に答えなくても構わないし、それでも頼られた以上は役に立ちたいので、
お互いの幸福のためにもどうか一つ。
・人に調べさせないようにしましょう。
上記の「○○が売っているのはどこ」までは良いのですが、値段までは聞くものでは
ないです。店が解ればそこで問い合わせれば良いのですから。
あと、無闇に個人情報隠す人がいますが、おおまかな居住地くらいは問題ないでしょう。
北海道に住んでいる人間が「大阪の○○に売ってました」って答えもらってもなかなか
イカンともしがたいですし。
各種の事故について
熱帯魚を飼っていると様々な事故が発生します。それらについて自分の見聞きしたことと
その予防、対策、心構えなどなど。
・物理的トラブル
・ヒーターの故障によって、あるいはセンサーが空中に出ていて煮殺した。
・フィルターが壊れて水が漏れた
・水槽が割れた
等々のトラブルですが、普段から外れそうな配管はビニールテープ等で補強しておく…
程度しか予防策はありません。ヒーターやエアポンプは消耗品と考え、１つくらいは予備を
手元に持って置くのがよいでしょう。
アパート等にお住まいの方で水漏れが階下に被害を及ぼしたりすると悪いときには裁判沙汰に
なるので、危険を感じる方はその手の損害賠償保険に加入しておくことをお勧めします。
往々にして飼育者自身の不注意か、地震等をはじめとした不慮の事故であることが多いです。
・生物的・化学的トラブル
魚は薬品に弱いです。エビはもっと弱いです。無闇にあやしい薬は使わないこと。
マンションとかの場合は定期的な浄水槽の消毒やゴキブリ・ネズミ等の駆除剤散布があります。
見かけたらその直後の水換えを避ける、換気口直下の水槽は移すなどの対策が要ります。
あと最近深刻なのがショップで買ったポットの水草を入れたら魚が全滅と言う奴。
農薬入れてるファームがあるようなのです。これで大事な魚を殺しちゃった人の話を何件か
聞いています。これもできるだけ信頼の置ける店か客の多い量販店で買う、人から譲って
もらう草をメインにする…あたりが有効な策でしょう。
でもなぁ、死んじゃった魚弁償してもらっても空しいだけなのよね。
・人的トラブル
多くのトラブルは最終的にここに帰結しますが、金銭トラブルとか金銭で解決できない
トラブルに発展することがあります。ケースバイケースなのでいかんともしがたいです。
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